2013
ギンザめざましクラシックスVol.65
高嶋ちさ子アルバム全曲演奏会~ロマンティックメドレーをあなたに
日程 | 9月7日(土) 19:00開演 |
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会場 | 王子ホール |
プログラム
第1部
歌の翼に (メンデルスゾーン)
アヴェ・マリア (シューベルト~バッハ=グノー)
ラシーヌ讃歌 (フォーレ)
亜麻色の髪の乙女 (ドビュッシー)
子守歌 (ブラームス)
前奏曲とアレグロ (クライスラー)
第2部
ケルトの歌 (ブリッジス)
ロマンス (バザン)
カフェ・ミュージックより第1楽章 (シェーンフィールド)
エストレリータ (ポンセ)
ブラジル風バッハ第5番「アリア」 (ヴィラ=ロボス)
リベルタンゴ (ピアソラ)
キャスト
高嶋ちさ子(Vl.)軽部真一(フジテレビアナウンサー)
出演
今野 均(Vl.)
生野正樹(Vla.)
清水詩織(Vc.)
近藤亜紀(Pf.)
伊賀拓郎(Pf.)
Message (軽部真一)
残暑御見舞い申し上げます。このメッセージを書いている8月下旬と本番のタイムラグで、冒頭の挨拶がフィットしなくなっているくらい涼しくなっていることを、むしろ期待しつつ、でも、ついつい記録的猛暑の生々しい記憶で、こんな風に御挨拶をさせて頂きました。暑かった今年の夏、例年通り、高嶋&軽部ファミリーは北海道で遊び、相変わらずの公私に渡る密着ぶりで、9月を迎えました。我らがちさちゃん・高嶋ちさ子さんも、充分にリフレッシュして、秋のコンサートシーズン、音楽活動に復帰です。
そして、その初頭を飾るのが、4日の最新アルバムリリースであり、それを記念した、このギンザめざましクラシックスということになります。そう、今日は、まさに初の試み。そのニューアルバムの全曲を演奏するという滅多にない画期的な企画です。これまでも、演奏会の近辺に発売されたCDから何曲か取り上げるということはありましたが、完全に、それで特集を組むということはありませんでした。しかも、今回は全曲演奏です。リリース日と、めざクラ本番があまりに接近しているので、じゃあ、これをテーマにしよう、で、やるなら全曲演奏会にしようということになった次第ですが、おそらく、彼女にとっても初めてのチャレンジだと思います。その分、普段のコンサートとはひと味違った緊張感と気合いが王子ホールのステージに満ちあふれるのではないでしょうか。
もちろんCDと演奏会、全く一緒というわけではありません。アルバムには12人のヴァイオリニストが参加していますが、今日のライブにはいないわけですから、当然、曲によっては、めざクラ用のアレンジが新たに施されています。それから、演奏の順番もアルバムの収録順とは変えています。ここはいつものめざクラを踏襲し、メンデルスゾーンやブラームスなど、クラシックの王道をいっているナンバーを前半にお届けし、20世紀以降の、より新しい楽曲を後半に並べてみました。その意味では、既にニューアルバムをお聴きになっておられる方には、CDと生演奏を比較するという愉しみ方も出来るのではないかと思います。
さあ、そろそろ開幕のベルの時間です。今日は、特定の作曲家を特集しているわけではなく、ゲストもおりません。文字通り、高嶋ちさ子さん本人が主役です。彼女の真剣勝負、ぜひ最後まで御堪能下さい。