2014
ブルボン Presents ギンザめざましクラシックス Vol.69
めざクラ版ドイチェス・アーベント&プリンセスな夜をあなたに…
日程 | 9月5日(金) 19:00開演 |
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会場 | 王子ホール |
プログラム
第1部
カノン (パッヘルベル)
2つのヴァイオリンのための協奏曲より第1楽章 (バッハ)
交響曲第6番「田園」より第1楽章 (ベートーヴェン)
舞踏への勧誘 (ウェーバー)
大学祝典序曲 (ブラームス)
第2部
ドイツの歌メドレー
野ばら (シューベルト~ウェルナー)~菩提樹 (シューベルト)~ローレライ (フレデリック・P・ジルヒャー)~ムシデン (ドイツ民謡)~故郷を離るる歌 (ドイツ民謡)~リリーマルレーン (ララ・アンデルセン)
魔王 (シューベルト)
~スぺシャルゲストコーナー:岸谷香~
ジュリアン
GET CRAZY!
M
交響曲第7番第4楽章より (ベートーヴェン)
キャスト
高嶋ちさ子(Vl.)軽部真一(フジテレビアナウンサー)
スペシャルゲスト
岸谷 香
出演
今野 均(Vl.)
榎戸崇浩(Vla.)
江口心一(Vc.)
村松亜紀(Pf.)
Message (軽部真一)
また新しいシーズンを迎えためざましクラシックス、長くやっていると、何年に一度しかない、大きなイベントを何回も経験することになります。具体的に言えば、夏季と冬季のオリンピック、そしてサッカーワールドカップ。前回4年前にはスペインが優勝し、その年の9月公演、我々はスペイン音楽を特集しました。で、今回は、ドイツが見事、栄冠に輝き、当然、ドイツ音楽がテーマです。このお国ものは、めざクラにとって十八番の定番シリーズで、これまでに、スペインの他、イタリア、アメリカ、フランス、イギリス、さらに今年、ソチ五輪に因んでお届けしたロシアと、回を重ねてきましたが、ドイツはまだ取り上げてはいませんでした。それというのも、ドイツ・オーストリアの音楽は、クラシックの保守本流であり、まさにクラシック音楽そのもの、わざわざ特集しなくても、日頃、たくさんの曲を取り上げているからと言えるかもしれません。その点では、4年前のスペインとは対照的で、ほとんど大作曲家のいないこの国とは逆に、ドイツは、バッハ、ベートーヴェン、ブラームスのいわゆる3大Bをはじめ、初期ロマン派のシューマン、メンデルスゾーン、交響曲の大家ブルックナー、オペラの巨人ワーグナー、加えて、オーストリア出身も併せると、ハイドン、モーツァルト、シューベルト…こうして挙げてみると、クラシックの王道というのが改めて、よくおわかり頂けるのではないでしょうか。文字通り、音楽史を彩るそうそうたる顔ぶれです。今日はそんな、ザ・クラシックとも言えるドイツ音楽の数々をお聴き頂くわけですが、そのなかから、3大B、それから、普段あまり光が当たらない作曲家、ドイツ国民オペラの祖と言われるカール・マリア・フォン・ウェーバーの楽曲、それと、オーストリア代表として、ドイツ歌曲の王様、フランツ・シューベルトの作品、また、シューベルト以外にも、皆さんよくご存知の、あるいは懐かしい、ドイツの歌、ドイツ民謡をたっぷりお届けいたします。
そしてそのあとは、ガラッと変わって、スペシャルゲストコーナー、今回はなんと、あの岸谷香さんが、めざクラに初登場です。最近、ちさちゃん(高嶋ちさ子)と仕事で共演し、仲良くなって、そんなご縁から、早々、王子ホールのステージにご登場頂くことになりました。あのプリプリ再結成の興奮も記憶に新しい岸谷香さんのヴォーカル、一世を風靡した名曲をクラシックホールで聴ける貴重な機会となることは間違いありません。
さあ、そろそろ開幕のベルの時間です。秋公演とは言え、まだまだ残暑厳しい週末の一夜、クラシックとJポップの真髄を心行くまで味わって頂ければと思います。