2012
ギンザめざましクラシックス Vol.61
~めざクラ版イギリス音楽の夕べ~エルガーを中心に~
日程 | 9月5日(水) 19:00開演 |
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会場 | 王子ホール |
プログラム
第1部
愛の挨拶(エルガー)
朝の歌(エルガー)
エニグマ変奏曲より「ニムロッド」(エルガー)
チェロ協奏曲より(エルガー)
威風堂々(エルガー)
第2部
ロンドンデリーの歌~グリーンスリーブス
ビートルズメドレー
Hey Jude、Michelle、Here there and every where、Eleanor Rigby、 Let It Be
~スペシャルゲスト 小野リサ~
Yesterday
イパネマの娘
ボヘミアン・ラプソディ
キャスト
高嶋ちさ子(Vl.)軽部真一(フジテレビアナウンサー)
スペシャルゲスト
小野リサ
出演
今野 均(Vl.)
島岡智子(Vla.)
江口心一(Vc.)
安宅 薫(Pf.)
Message (軽部真一)
残暑お見舞い申し上げます。今年の夏は、暑く、そして、熱い夏でした。まさに、日本中が熱く燃えた日々だったと言えるのではないでしょうか。
その眼差しが注がれていたのが、イギリス・ロンドン。ということで、今宵のめざクラは、イギリス音楽の特集です。これまでも、イタリア、フランス、アメリカ、スペインなどの音楽をテーマとして取り上げてきた、めざましクラシックスとしては、久しぶりのお国ものです。では、そのイギリスのクラシックとはどういうもので、どんな位置づけなんでしょうか。率直に言って、ドイツ・オーストリア、先程挙げたイタリア、フランス、あるいは、ロシアなどと較べると、イギリスのクラシック音楽は、決してメジャーとは言えないかもしれません。大作曲家は少ないし、イギリス発の名曲も枚挙にいとまがない、というわけにはいきません。しかし、確かに目立たないけれど、地味ながら味わい深い曲は探せばいろいろありますし、声高に主張しない、どちらかと言うと、静かに語り掛ける趣きがある曲が多いイギリス音楽のファンが存在することは確かです。ヴォーン・ウィリアムス、ディーリアス、ホルスト、ブリテン…こういった作曲家達の名前が頭に浮かびますが、もし1人、イギリスのクラシックを代表する音楽家を挙げろということになると、やはり、エドワード・エルガーで満場一致でありましょう。威風堂々、愛のあいさつ、チェロ協奏曲など、今日の前半は、エルガーの名曲の数々をじっくり聴いて頂きます。
そして、後半です。クラシックはメインストリームではないかもしれないけど、その他のジャンルは、イギリスの独擅場です。特にロック、そう、ブリティッシュロックなくして、20世紀以降のポピュラーミュージックの歴史は語れませんし、ビートルズの存在については、今さら何の言葉もいらないでしょう。今宵は、スペシャルゲスト・小野リサさんに、ビートルズの名曲中の名曲、イエスタデイを歌って頂きます。ボサノバの香り漂うイエスタデイ、ホントに今から楽しみです。で、もう1曲は、お馴染み、イパネマの娘、イギリスからブラジルへ…この流れ、皆さん、もうお気付きですよね。
さあ、そろそろ開幕のベルの時間です。イギリス音楽の良さに浸って頂きたい、ギンザめざましクラシックスvol.61 。まだまだ暑い銀座の夜、どうぞごゆっくりおくつろぎ下さい。