2014
ギンザめざましクラシックス Vol.67
〜めざクラ版ロシアより愛を込めて〜
日程 | 3月7日(金) 19:00開演 |
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会場 | 王子ホール |
プログラム
第1部
メロディ (チャイコフスキー)
交響曲第2番ホ短調作品27より第3楽章 (ラフマニノフ)
ジャズ組曲第2番より第2ワルツ (ショスタコーヴィチ)
歌劇「イーゴリ公」より“ダッタン人の踊り” (ボロディン)
組曲「展覧会の絵」より (ムソルグスキー)
第2部
歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲 (グリンカ)
黒い瞳~百万本のバラ
ポーリュシカ・ポーレ
ロシア民謡メドレー
トロイカ~カチューシャ~赤いサラファン~ヴォルガの舟歌~ともしび~ステンカ・ラージン~カリンカ
~スペシャルゲスト 上原彩子~
幻想的小品集Op.3より第2番 前奏曲「鐘」 (ラフマニノフ)
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 (バッハ=ラフマニノフ)
ホ長調BWV1006より「ガヴォット」
愛の悲しみ (クライスラー=ラフマニノフ)
剣の舞 (ハチャトゥリアン)
キャスト
高嶋ちさ子(Vl.)軽部真一(フジテレビアナウンサー)
スペシャルゲスト
上原彩子(Pf.)
出演
今野 均(Vl.)
榎戸崇浩(Vla.)
江口心一(Vc.)
村松亜紀(Pf.)
Message (軽部真一)
熱戦が繰り広げられたソチ五輪の余韻が残る弥生3月、それを記念して今回のテーマはロシア音楽です。これまで、めざましクラシックスでは、イタリア、フランス、アメリカ、スペイン、イギリス音楽など、いわゆるお国物特集をしばしばお届けして参りましたが、意外にも、これまでロシア音楽を取り上げたことはありませんでした。もちろん、かつてチャイコフスキーを特集したことはありましたし、めざクラとしてもロシア音楽は重要なレパートリーですから、度々、様々な楽曲がプログラムを彩ってきましたが、今回は、まさにロシア音楽づくし、お腹一杯、味わって頂きます。
思えば、憂愁と哀愁と、ときに土俗的な迫力を持ったロシアの音楽は、イタリアやフランスと比べても、日本では特に人気の高い作品が多いと言っていいのではないでしょうか。チャイコフスキーを筆頭に、その衣鉢を継いで20世紀にロシア的ロマンティシズムの花を咲かせたラフマニノフ、チャイコフスキーと同時代に活躍したロシア国民学派の巨匠ムソルグスキー、リムスキー=コルサコフ、ボロディン、ソビエト時代を代表する大家ショスタコーヴィチ、ロシア音楽の祖グリンカなど、文字通り多士済済、それぞれの作曲家の魅力を存分に味わって頂きます。
それから忘れてならないのがロシアの歌、そうロシア民謡です。我々以上の世代からすると、どこか懐かしい香りのするロシアの名歌も、あるいは久しぶりに聴いて頂くということになるのかもしれません。
そして、そんなロシア音楽の夕べのスペシャルゲストは、ピアニストの上原彩子さんです。チャイコフスキー国際コンクールの覇者、日本を代表する世界的ピアニスト上原さんに出演して頂けるのは本当に嬉しい限り、今宵は、上原さんの弾く華麗なラフマニノフの世界を御堪能頂きます。
さあ、そろそろ開幕のベルの時間です。まだまだ肌寒い季節にお送りする、めざクラ版ロシアより愛を込めて…どうか皆さまにとって、心が暖まる様な、そんなひとときであります様に。