めざましクラシックス

これまでの公演

2012

ギンザめざましクラシックス Vol.62
ドビュッシーとクリスマスと布施さんと~15周年ラストナイトは賑やかに

日程 12月8日(土) 19:00開演
会場 王子ホール

プログラム

第1部
月の光(ドビュッシー)
ヴァイオリンソナタ 第一楽章(ドビュッシー)
アラベスク第1番(ドビュッシー)
亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)
弦楽四重奏曲ト短調Op.10 第一楽章(ドビュッシー)

 

第2部
~青山学院初等部聖歌隊~
Away in a Manger
あら野のはてに
O Christmas Tree

 

クリスマス・メドレー
ザ・クリスマスソング~シルバーベルズ~ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス~ウィー・ウィッシュ・ユア・メリークリスマス

 

~スペシャルゲスト 布施明~
AMAZING GRACE
DIO COME TI AMO
TRISTESSE“別れの曲”

 

くるみ割り人形メドレー(チャイコフスキー)

キャスト

高嶋ちさ子(Vl.)
軽部真一(フジテレビアナウンサー)

スペシャルゲスト
布施明

青山学院初等部聖歌隊

出演
今野 均(Vl.)
榎戸崇浩(Vla.)
江口心一(Vc.)
安宅 薫(Pf.)

Message (軽部真一)

クラシックの音楽家のなかには、熱烈なファンが存在し、しかもそれが、必ずしもホットなのめり込みぶりではなく、静かに、しかし深く傾倒する愛好家が多かったりするケースがあります。こういった場合は、その音楽家を好きであることが、聴き手のセンスの良さを感じさせ、〇〇のファンというのは、趣味が良くてカッコいいと思われたりします。私見ですが、例えば、バッハ、ブラームス、シベリウスあたりがそんな雰囲気で、今日特集するドビュッシーも、まさにその1人と言えるのではないでしょうか。19世紀後半から20世紀前半に活躍した、フランス印象派を代表する巨匠クロード・ドビュッシーは、その存在自体がとてもお洒落で、何となく、クラシック離れしている様に思われます。他のクラシックは一切聴かない若者が、彼の音楽だけは聴く…そんなところが、ドビュッシーにはあります。そう、感覚の音楽というか、どこか境界線のはっきりしない夢幻の調べ、それがドビュッシーの魅力です。その意味で、一度虜になると抗しがたい味わいがある一方で、なかなか掴みにくい音楽、一筋縄ではいかないところが彼の世界にはあると言えるかもしれません。今宵は、そんな、生誕150年の天才にめざクラはガチンコ勝負を挑むます。親しみやすいナンバーのみならず、ちょっと渋目の楽曲も、めざクラならではの解説を交えてお届けいたします。

そして、今日は15周年のラストナイト、後半はガラッと変わって、クリスマスとスペシャルゲストのステージです。まず、めざクラのお家芸?とも言えるクリスマスですが、今回は、ちさちゃん(高嶋ちさ子)の母校、青山学院初等部から、聖歌隊の子供たちが参加してくれます。天使の歌声にぜひ癒されて下さい。もちろん、先輩も負けてはいられません。ちさちゃん率いるめざクラアンサンブルも、大人のクリスマスをロマンチックに盛り上げますよ。

さらに、スペシャルゲストは、ビッグな大御所です。ついについに、布施明さんを、めざクラにお迎えすることになりました。昔から布施さんの大・大ファンである私(わたくし)は、御出演決定を耳にしたときは、ホントに信じられない思いでした。その圧倒的な歌唱力は言わずもがな、布施さんの歌声が王子ホールに響き渡る…これほど贅沢なことがあるでしょうか。文字通り、アニバーサリーイヤーのトリを飾って頂くのに相応しい布施さんのステージ、今から胸ワクワクです。

さあ、そろそろ開幕のベルの時間です。ドビュッシーとクリスマスと布施さんと…祭りの最後は華やかにして盛りだくさん、どうぞ師走のひととき、ごゆっくりおくつろぎ下さい。

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